おっさん、婚活を振り返る(12)
婚活をしていた頃、毎月1日はお見合い申し込み計画の立案日だった。おっさんが自分の意思で申し込みできる人数は月に20人。残数管理を間違うと申し込みをしたいのに枠がねぇえー!、となってしまうので真剣である。
戦略エリアは基本東京都内、相手が専業希望の場合は隣県までを範囲に設定。おっさんの場合、隣県エリアに住む共働き希望の相手にはまず間違いなく断られたので、最初から候補に入れない。無駄弾はないのだ。
そしてプロフィールを確認し申し込み優先順位をつける。自分の尺度で測った推測を交えてはいけない。自分はメタボだが相手もふっくらしているから可能性は高い、とか。どっから出てきたそんなルール。繰り返す。無駄弾はないのだ。
趣味も優先順位には考慮しない。同じ趣味なら話はしやすかろうと思ったこともあったが、実際同じ趣味の人とお見合いできたことは無い。逆にそっとしておいて、ということなのだろう。知らんけど。大事なことなので繰り返す。以下略。
優先順位は決まれば後はペース配分だ。新規の登録者が現れるかもしれないので、月末まで数人分は確保しておく。先ずは優先順位の高い2人に申し込みをし、後は隔日ペースで申し込み実行。 焦ってはいけない。クールに行こうぜ。
そんな感じで4年もよくやったものだ。婚活終盤になると、戦略エリアにいる約半数ほどが「以前申し込みをした相手です」になってた気がする。まさに活動の証ではある。自慢できた話ではないけど。